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DISCOVERYをミスチルが嫌いな人にこそ聴いてほしい!!!!!!!

DISCOVERY/Mr.Children

全国のミスチル嫌いの方はじめまして、ミスチルファンです。ミスチルを嫌いな人にミスチルの新しい面を知ってほしいので今回は「DISCOVERY」というアルバムを紹介したい。この記事はミスチルを嫌っている理由が「ポップだから」という人に向けて書いていくのでそこはお忘れなく。

 

DISCOVERYをおすすめする理由

ミスチルと言えば恋愛の歌詞を書く奴ら、大衆向けの音楽を奏でる奴らだと考えている人がほとんどだろう。その人たちにとってはこのアルバムは異様な瞬間が多々あるだろう。まずサウンドRadioheadのOK Computerを彷彿とさせるUKロックに仕上がっている。それにプラスして歌詞も皮肉が効いている。

何処かの国では宗教がらみの正義をめぐって
しかけるプラスティック ボム
ご飯は残して外国から仕入れて
平和でいいな 戦争の無い国                               (アンダーシャツ)

DISCOVERYを聴く際の注意点

このアルバムはミスチルにしてはロックなアルバムであることに変わりはないが一つだけ弱点がある。それは長尺バラードやポップソングがアルバムに紛れていることである。ただサブスクが主流となっている現代、プレイリストで簡単に順番を変えて聴くことができるようになっている。なので僕が少し収録曲を変えたバージョンを作ってみた。アルバムの流れとしては無理やりな部分もあるが、ミスチルの新しい一面を知るという部分ではいい収録曲だと思うので最初はこちらで聴いていただきたい。

music.apple.com

DISCOVERYをミスチルが嫌いな人にこそ聴いてほしい

さきほどのプレイリストは曲順は変えたものの最後の二曲に「終わりなき旅」という長尺バラードと「Image」というポップソングが紛れ込んでいる。ただ僕はこの二曲でアルバムが終わるという流れが好きだったため組み込ませてもらった。

また、僕がこのブログを始める前に一度書いた記事があったためそちらのURLも一応貼っておく。

rocknrollisnotdead.hatenablog.com

DISCOVERYによってミスチルの魅力があなたによって新たに発見されることを祈っている。

 

あ、桜井さんお誕生日おめでとうございます。

Starry Line/Argonavisが未来の名盤になると考える理由

 

Starry Line/Argonavis

 

皆さんは男版バンドリである「アルゴナビス」をご存じだろうか。バンドリはそもそも女の子がバンドをするものであったが、それの派生形として生まれたものがアルゴナビスである。作品に登場するバンドの一つの「Argonavis」の1stアルバム「Starry Line」を紹介したい。

 

Starry Lineの概要

2020年8月12日発売。オリコンランキング週間3位。収録曲は10曲で演奏時間も約42分と現代のアルバムとしては聴きやすくなっている。作曲者は数々いるが、有名どころでいうとユニゾンのベーシスト「田淵智也さん」やシドのギタリスト「Shinjiさん」が担当している。作詞者も数々いるが、アルゴナビスのストーリー原案の「中村航さん」は全曲担当している。

Starry Lineの長所①コンセプトと音楽性の一貫性

俗に名盤と言われるアルバムには一つの特徴がある。それはコンセプトや音楽性が一貫されていることである。Starry Lineのコンセプトは調べてみても出てこなかったためしっかりと決まっているわけではないと思う。が、しかし歌詞を読むとバンドとしてやメンバーとしての思いが強く表れている歌詞が必然的に多くあるように思える。なぜ必然なのか?作詞者は前述の中村航さん一人が全曲担当しているのである。

また、音楽性も王道という色の中で幅広い展開がされている。

Starry Lineの長所②歌唱力の高さ

現在、日本国内で売れるために必要なものの一つとして歌唱力の高さがあると考えている。名盤になるために必要なものとは言えないかもしれないが、この音楽性で歌唱力が低かったなら聴くに堪えないと思う。Argonavisのボーカル担当である「伊藤昌弘さん」は特徴的なハイトーンボイスを持ち備えている。もちろん伊藤さんの歌唱力が高いことに変わりはないが、他のメンバーも高い歌唱力を持っているのである。ここでアルバムの9曲目「VOICE」を聴いてほしいと思う。この曲はメンバー全員がコーラスを担当しているのである。なぜこんなにも違和感のない歌唱をできるのか。メンバー全員がしっかりとした音楽経験があるのである。ボーカルの伊藤さんとギターの日向さんはシンガーソングライターとして、ベースの前田さんとドラムの橋本さんはミュージカル(どちらも別の舞台で斎藤一という役を演じている)経験があり、キーボードの森嶋さんはゴスペルを習っていたとのこと。全員が歌唱の基盤があることはものすごい強みになっている。アルバム5曲目の「STARTING OVER」や別のアルバムに収録されている「JUNCTION」ではギターの日向さんとのデュエット形式になっているので聴いてほしい。

まとめ:とりあえず聴け

いつか見た希望にはたどり着いたかい?

これはArgonavisの1stシングル「ゴールライン」の一行目である。この一行にArgonavisの良さがすべて表れていると思う。ただし、僕は語彙力がないためなぜそう思うのかまでは言葉に表すことができない。なのでStarry Lineを聴いてこの一行の力を実感してみてほしい。

あなたとArgonavisの間に「夢のようなStarry Line」が結ばれることを祈っている。